◆確認用
まず、最初に書いておきますがこれを読んでも再現性は全くありません。
というのも、一時的なGoogleの検索結果のスキマを狙っただけのもので、今は同じことはできないため、キーワードや手順もすべて公開していますが、再現することはできませんので、予めご了承下さい。
ただ、ちょっとしたスキマを狙えば意外と簡単に稼げることもあるんだということ、そしてこんなチートなやり方があるんだということも知ってもらうことで、これからアフィリエイトをやっていく人の参考になる部分はあるかもしれません。
実際、10年ぐらい前はみんなこんな感じのことをやって荒稼ぎしていた人が大勢いました。もちろん今でも、こんなブラックハットなSEOでやっているところはたくさんあります。
表面的には「真面目にコツコツといい記事を書きましょう」と言っている人でも裏では結構いろんなことをやってる人が多いです。
まあ、読み物として楽しんでいただければと思い書いてみました。
すべてリアルな数字なので実際のスクリーンショットなども掲載しています。
ちなみにこれは2019年のお話です。
Googleのアップデートは今も定期的に行われていますが、ちょうどこの頃からYMYL関連のキーワード、つまり美容や健康に関するキーワード、お金に関するキーワードなどで上位表示していたメディアが軒並み落とされる現象が続いていました。
これは個人のサイトだけじゃなく、大手のサイトはもちろん、病院のサイトまで圏外に飛ばされるような状況になっていました。
例えば高〇院長のこんなツイートもありました。
高須クリニックって検索すると関係ないクリニックの便乗リスティング広告が出てきて高須クリニックホームページが出ない。
「高須クリニック」の検索に高須クリニックのリスティング広告を出すしかない。
役に立つ情報を届けるためにホームページを丁寧に作っているんだが・・・・困ったもんだ。 https://t.co/THKo6x5TLw— 高須克弥 (@katsuyatakasu) June 25, 2019
実はこの時のアップデートで高須クリニックだけでなく、その他のクリニックや病院のサイトが結構飛ばされる状況が続いていました。確か某医療系メディアとか、某弁護士系のメディアとかも飛んでいたので覚えている人も多いと思います。
実際に高須クリニックで検索しても高須クリニックが上位に出て来ず、私が調べた時は公式サイトが70位ぐらいでした。
ということでここからいろいろとリサーチをしてみました。
医療系のサイト以外にも関連サイトなどで飛んでいるサイトが多く、中古ドメイン+ペラサイトでワンチャンあるのでは?と思い、試しにやってみることにしました。
ちなみにリスティング広告ではなく、SEOです。
すると、それがあっという間に爆上げしてしまいデイリー最高23万円(承認率90%ぐらい)&数カ月で441万円という売り上げを上げてくれましたので、その時の全手順と全売り上げを完全公開したいと思います。
ブラックハットSEOとしてのやり方としては、今でも「アリ」かもしれませんが、再現性はありませんのでご了承下さい。大手が参入しない領域なら、応用すれば今でも通用するジャンルはあるかもしれませんが・・・。
ちなみにキーワードも結構グレーゾーンなので個人的にはあまりおすすめではありません。あくまでも自己責任でお願いします。
というわけで始まります。
大手のYMYL系のサイトが飛ばされるようになっていた頃にいろいろと調べてたどり着いたのが、薬の個人輸入サイトです。有名なところだと、オオサカ堂やベストケンコー、くすりエクスプレスなど、名前ぐらいなら聞いたことがある人も多いでしょう。
それまでも薬の海外通販の存在は知っていましたが、買ったことはありませんでした。アフィリエイトがあるのは知っていましたが、もちろんやったこともありませんでした。
というか、海外の薬の通販なんてそんなに売れるの?って思っていたぐらいです。
ですが、せっかくなのでこれらの名称でエイチレフスで検索ボリュームをチェックすると、とんでもなく多いのが分かりました。
*エイチレフス(ahrefs)→SEOのツールです(https://ahrefs.jp/)
この中でも圧倒的に多いのがオオサカ堂でした。その他のサイト、ベストケンコーやくすりエクスプレスなどもそこそこありましたが、オオサカ堂と比べたらそれほど多くはありませんでした。
しかも、これらの公式サイトはサイト名で検索しても1位どころか50位以内にも入っていない状態でした。但し、オオサカ堂以外はリスティングが多かったのですが、オオサカ堂はリスティングもなく一番検索数も多かったため、ターゲットをオオサカ堂に絞ることにしました。
*オオサカ堂はたぶんリスティングアフィリエイトは禁止だったのではないかと思いますが、何度か見かけたことはありましたが。
まずオオサカ堂というキーワードの1ページ目をチェックすると上位のほうに来ているのは、中古ドメインで作られたサイトがほとんどでした。薬の通販というグレーなジャンルのため、国内の大手サイトなんかはもちろんありませんので、ライバルは同じような中古ドメインのサイト群でした。
はっきり言って国内の大手企業のやっているサイトに勝てる気はしないですが、同じような中古ドメインのサイトが相手なら勝てるだろうという結論に達しました。
ということで、具体的なやり方を書いていきたいと思います。
ちなみに今は「オオサカ堂」で検索すれば、普通に公式サイトが1位に表示されるようになっています。
作戦その1.中古ドメインをツール記事でばら撒き
ここからはお得意?のブラックハットSEOです。どう考えても長期的なビジネスというスタンスではないので、短期で少し稼げて、ついでにいろんなテストができればOKという感じだったので、できるだけ時間もお金もかけずに始めました。
実際かかったコストも数千円だし、時間もほとんどかかっていません(報酬が増えていく管理画面を見ていた時間が一番長かったかもしれません)。
では、最初から順番に解説します。
まず適当に自分で取得した中古ドメインを20個ぐらいばら撒きました。中古ドメインは、とある海外のツールで見つけたものを新規ドメインとして取得しています。
キーワードはオオサカ堂+商品名です。
1サイトにつき2000文字程度の記事を5ページほどで、トップページは固定ページを表示させて同じく2000文字程度です。
1サイトで合計約1万文字ぐらいになります。記事はツール記事なので、日本語がおかしいですが、まずはドメインの選定をしたいのでツール記事で十分です。キーワードだけ入れればボタンひとつでサクサク作れるので自分では何も書いていません。
記事を入れたらGoogleのサーチコンソールには登録してフェッチしてあとは待つだけです。当時はフェッチすれば比較的早くインデックスされていました。中古ドメインということもあって、キーワードによってはインデックスされてすぐに順位がついているものもありました。
あとはここからドメインの選定をします。
昔はこういうやり方をしていた人も少なくなかったかもしれませんが、最近始めた人たちは絶対にやらない方法だと思います。
それでも今もこういうやり方で稼いでいる人たちは実は意外といます。
20個のドメインすべてで上位表示させて運営するのは現実的ではないので、ここでメインになりそうなドメインを1つ~3つぐらいに絞ります。
いろんなキーワードで毎日順位をチェックしながら、行けそうなドメインか、そうでないかを選定するのですが、決まった選定基準はなく、なんとなく今までの感覚で選びます。
20個あれば、順位がついても80位とか90位ぐらいから全然上がってこないものもあれば、全然順位がつかないもの(つまり100以内に入らないもの)もあります。逆にインデックスされてすぐに30位ぐらいに入ってくるものもあったりして、同じような記事を入れていてもドメインによってかなり差があります。
あまり短期間で決めるのは難しい(一時的に上がっていてもすぐに落ちるものや、その逆もあるため)ので、2、3週間ほど様子を見てから行けそうなドメインを決めます。
安定して20位~30位前後にずっといるようなドメインが理想です。
結果的に3つほど選びましたが、中でも一番圧倒的に上がったのはその中の1つで、後の2つは売上で言うとどちらも10分の1以下でした。
一番上がったドメインはオオサカ堂という単ワードで3位以内、他の2つはオオサカ堂+商品名で1ページ目という感じでした。
実は、思った以上に早く上がったのはちょっとしたカラクリがあったのですが、それは後述します。。
作戦その2.収益サイトを決めて残りはサテライトサイトへ
話は戻ってこの20サイトのから3サイトを選抜メンバーとして選ひ、残りの17サイトはサテライトサイトとしてこれらのサイトにリンクを貼って、上位表示の援護射撃をする役割を担ってもらうことにしました。
昔は結構こういうやり方をしている人もいて、正直中古ドメインの良し悪しなんて使ってみないと分からないのが現状です。10万の中古ドメインよりも5,000円の中古ドメインのほうが上位表示することもザラにあります。
なのでたくさん取得して実践で選ぶというのはある意味、理にかなっていると思います。
他の17ドメインは、メインの3サイトにリンクを送れば後はお役御免、というかほとんど放置です。短期決戦のサテライトサイトなので特に更新することもなく、あとはメインの3つさえ上がればOKです。
先ほども書きましたが、最終的に一番上がったのはそのうちの一つのサイトで「オオサカ堂」という単ワードで3位以内。だいたい3~5位辺りが多く、何度か1位になった時もありました。他の2つは「オオサカ堂+商品名」で1ページ目の真ん中ぐらいで、それほど人気のものでなかったこともあって、それほど稼げませんでした。
また、検索結果の変動が大きい時期だったので、1位になっても安定することはなかったのですが、1位にいる時間が長い日はデイリーで23万円ぐらいいきました。ちなみにこれはアフィリエイト報酬ですので、オオサカ堂の売り上げ自体はとんでもなく多いと思います。
なお、アフィリエイト報酬は5%ぐらいから数十パーセントぐらいが多いですが、商品によっては1個売れたら1万円のようなものもあります。また、商品のバナーからその商品が売れるとかなり報酬率が高いですが、違う商品が売れた場合は低くなります。
今回はオオサカ堂というごくごく狭いキーワード狙いでしたので、比較的簡単に上がったこともあって、短期間で稼ぐことができました。
やり方はあまり褒められたものではありませんが、中古ドメイン全盛期の時代はこんなやり方をもっと大きな規模でやっているところは結構ありました。
作戦その3.余計なことは書かずに直接公式サイトへ飛ばす
SEO的な話はここまででだいたい分かっていただいたと思いますが、ではサイトはどんな作りだったかと言うと、スマホ、パソコンともファーストビュー(スクロールせずに最初に表示される部分)にオオサカ堂公式サイトへのリンクボタンを設置しただけです。
もうほとんどリスティング広告と変わらないレベルです。
というのも、オオサカ堂で検索してくるユーザーのほとんどは「今すぐ客」です。実際管理画面を見ていると、バナークリックから報酬発生(つまり決済完了)までの時間は数分程度が多く、早い人なら1分かかっていない人もいました。
最初から買うものはちゃんと決まっている人がほとんどなので、迷うこともなく商品をカートに入れて決済という人ばかりです。オオサカ堂はリピーターや会員の購入もすべてアフィリエイト報酬になるので、非常にありがたいです。
なので、うんちくなど一切書く必要はなく、できるだけ分かりやすい位置にオオサカ堂のリンクさえ置いておくだけのサイトで十分でした。
もちろんSEO的にトップページがリンクだけだと上位を維持するのが難しいので、そのリンクの下にはつらつらとそれらしい記事は入れていますが、たぶん99%の人は読んでいないと思います。
下のほうの記事もほとんどがツール記事なので、自分ではほぼ書かずに毎日収益が上がるという状況でした。
後でわかった規約関連の話
そこそこドメインパワーのある中古ドメインを使っていたとは言え、思った以上に簡単に上がったので気になってたのですが、後でオオサカ堂のアフィリエイト規約に抵触している箇所があることが判明しました。
オオサカ堂の担当の人からメッセージをもらったのですが、要は「オオサカ堂というキーワードをページのサイト名、タイトルに入れてはいけない」というものでした。
確かに周りのサイトを見ても入っていないサイトが多く、そのおかげで自分のサイトが一気に抜き去ったのだと思います。もちろんすぐに対応しましたが、サテライトが効いているのかその後もオオサカ堂というキーワードで数カ月程度は1ページ目にいたので、かなりまとまった報酬をいただくことができました。
最終的には一番稼いでくれたサイトが400万円ちょっと、他の2サイトで40万円弱ぐらいでした。
薬の海外通販はグレーなのでアフィリエイトやる人は注意
ちなみに今回紹介した薬の通販ですが、厳密に言えば日本で海外の薬を通販で買うのはかなりグレーゾーンです。一応個人輸入という位置づけですが、いろいろと法律も変わっているので、詳細は厚生労働省のホームページでご確認下さい。容量や個数、また医薬部外品であっても数量によってはアウトのものもあります。
ただ、オオサカ堂のアフィリエイト自体は問題ないと思います。というのも薬だけを扱っているわけではなく、医薬部外品の商品はもちろん、プロテインやサプリメントなども扱っているため、合法な商品を紹介するのはたぶん大丈夫だと思います。
特に最近は薬機法で表現も厳しくなってきている上、海外の個人輸入となるとかなり気をつけないとだめだと思います。
この辺りは専門家じゃないのでもしやるのであれば、各自で調べて自己責任でお願いします。なお、例えばプロテインをおすすめしたリンク先でユーザーが勝手に育毛剤を買ってもこちら側は違法ではないと思います(たぶん)。
今回分かったことは
今回リサーチから、オオサカ堂の公式サイトが検索結果に戻るまでの数ヵ月間で分かったことは、グレーのものやギリギリのものは儲かるということです。
それと、予想以上に育毛剤が売れるということ、みんな海外の育毛剤をそんなに買うんだなとというのはちょっと意外でした。あとバイアグラ的な商品もかなり売れていました。感覚的には全商品の6割ぐらいが育毛関連、2割ぐらいがバイアグラ的な商品、1割ぐらいがピルなど、あと1割ぐらいがプロテインやらサプリやらよく分からない薬などといった感じでした。
商品を見る限り8割以上は男性の利用者だというのもなんとなく想像ができました。それと大手が参入していな分野は競合が少ないため、稼ぎやすいということも分かりました。いつの時代もギリギリのものは稼げるようです。
男性はフサフサになってギンギンになりたい人がこんなにもいるのだというのはかなり驚きでしたが・・・。
結局この後は冒頭に書いた高須クリニックの公式サイトも1位に戻り、その他にも飛ばされてたであろう病院やクリニックなどのサイトもかなり元に戻ったと思います。
その後は、オオサカ堂を始め、たくさんあるお薬の通販サイトもほぼサイト名で1位に戻っています。
薬の通販サイトは、病院のサイトと違ってグレーな存在のため、もしかしたら順位は戻らないんじゃないかと少し期待もしましたが、さすがにそんなことはありませんでした。